これが俺だから。

そんで、いつも通り自分の教室まで要と歩く

要は同じクラスだからいつも一緒にいる

教室に行くまでの道のりはいつも視線が痛い

理由はわかっている

要と俺は女子にモテる顔をしているからだ

小さい頃から女子に告白をたくさんされ続けると嫌でも気付く

視線はウザイが不細工よりはマシだろとは思う

2―4とかかれた教室に到着して中に入るとさっきまで談笑していた奴らが黙る

教室内全員の視線が俺らに向く

これもいつものことで気にせずに自分の席に行く

要も慣れているので俺と同じく自分の席に行く

要と俺は席が隣なので向かうところは同じだがな

机に財布しか入っていないスクバを置いて椅子に座る

するとやっとクラスの奴らが話し始める




その話の内容はだいたい決まっていて

「はぁ〜…本当に美しい」
「要君に抱いてほし〜い///」
「晴君マジ神」
「男から見てもあいつらはマジでイケてる」
「……友達になりたい」


…………言ってることは嬉しいんだけどね、毎日はウザイ

それともう一つ話してることがあってそれは俺の通ってる高校にいる暴走族

名前は忘れたけどいや、覚える気もないけどね

そいつらの話

なんか幹部達がイケメンで女子に大人気
男子も憧れててその暴走族に入ってる奴等が多いみたいなことを要に聞いた

総長はその中でも郡を抜いてイケメンだけど晴には勝てないみたいなことも言ってたな………