これが俺だから。

なんか、怖いわ

自分の知らないところで自分が知られてるの


なぜ俺らの名前を知っているのか要に聞くと女子にモテてるからと言われ、なんともつまらない結果で冷めた


目を幹部達に戻すと睨みが増していた

睨まれる理由がわからないから腹が立ちにらみ返す


あーヤベ、眠くなってきて欠伸出そう

今欠伸したらダメだよな…


ついに我慢出来ずせめてもの抵抗として下を向き口元を手で隠し欠伸をした

目が次第に潤んでくる

欠伸をし終わって顔を上げると幹部達と目が合い俺の目から目をそらさないでいる


まだこいつら睨んでるし……………

溜息出そうだわ


俺は幹部達から目をそらし要に教室戻るぞ、と目で訴えた


要は俺の言いたい事を理解したのかニコっと俺に微笑んだ

それを俺は了承の意味とし教室に向けて足を前に進めた


食堂を出る際、幹部達の目線とその野次馬達の視線を感じながら出た