翔は困ったように溜息を吐いた
「…………」
……ドゴッ
容赦なく腹に1発いれる
「…ゲホッ…ちょ、何すんだよ !!」
翔がはなった1発で弘樹はベットから飛び起きた
「……おはよう、弘樹」
ニコっと微笑みを浮かべている翔だが、
額に微かに青筋を浮かべているのは、見間違いではないだろう。
その青筋に気づいた弘樹は、
苦笑いと冷や汗を浮かべながら「お、おはよう」と言った
「今日、会議なのに何寝坊してんだこの野郎。
起きてきたらみんなでボコボコにいてやろうぜ。
って、玲斗が行ってたよ。」
それを聞いた弘樹は
一気に顔を青ざめながらもの凄い速さで服を着替え始めた
もちろん、玲斗たちは1言もそんな事言ってないんだが。



