↳ Negro




―――――――――――――

―――――




「弱い弱い。本当に弱すぎ。くだらねぇ。」



狭い路地の暗闇の中、黒いローブをかぶった奴が1人たたずんでいた




足元には下龍の下っ端だと思わしき奴らが倒れている




「何だあいつら…」



その狭い路地の電柱の影に柊斗と玲斗は隠れていた




ローブをかぶった奴の右手にはスプレー缶




シュー…っとそいつは壁に星のマークを書いた




「…あいつがAltの仲間なのか…?」




Altは正義を目標とした正統派の暴走族だ



姿を隠すような事もしないし、それに……



「…Altではなさそうだ。」



そういった玲斗の目線の先はあのローブ野郎の左手だった



キラリと不気味に輝るナイフ…