当たり前だ、とでも言うように、 彼は腕の力を強めた。 私には、その痛いくらいの強さが心地よかった。 傍から見れば、恋人同士。 でも私たちは、そんな関係じゃない。 私としては、この曖昧な関係を保っていきたい。 それに、今は“-♥-”の事についても、考えなければならない。