「貴方の匂いって、香水かしら?」 そう言うと、こっちを向いてくれた彼。 でも、思っていたより近いから、内心驚いてたりもする。 「……貴方じゃない。ルークって呼んで。」 急に甘えたような、でも少し官能的な声を出すから、思わず肩がピクリと上がった。 「ジャス、ルークって呼んで。」 だ、誰ですか!? 部下達に見せるような、絶対君主的な威圧感は皆無。 ここにいるのは、表情筋ユルユルの甘えたちゃん。 可愛過ぎて、思わず抱きついちゃった。 「ジャス!?」 初めて聞く、彼の焦ったような声。