「ジャス。久しぶりだな。」 静まり返った車内に、彼の声が響く。 「えぇ。……それで、今日はどうしたの?」 「……何か、俺に言うことはないか?」 …………彼が、何を言いたいのかわからなかった。 「……何も、ないわよ。」 「ジャス、俺の目を見ろ。」 言われたとおり、懐かしいレッドアイを見つめる。 少しも変わってない、力強いレッドアイ。 逸らすことを、許さないような……。 「1ヶ月以上前から、何か不審な事はないか?」