それから 、高岡くんが凄く社交的で優しくて面白い人だって分かって 。 いつの間にか 「おじいちゃん」って呼んでて、でも内心はまだ「高岡くん」だったかな 。 成績ギリギリで進級出来るかわかんなかったときも 、 「 もしやばかったら教えてやるから 」 って言ってくれて 。 そんで ── ああ、この人って素敵な人なんだな って気付いて 、1年登校日が終了した 。