恋のキューピッドくん

*蒼side



予定より少し遅れて、亜弥の家に着き、インターホンを押した。



亜弥はきっと怒っているだろう。



でも、暗い中ゆめを一人で帰らせることなんてできない。


仕方のないことだ。



「はーいっ」



ドアの向こうから聞こえたのは、意外にも明るい亜弥の声だった。



ガチャ、と音をたてて開いたドア。