「ん、行くぞ」 突然、歩き出した和泉くん。 「どこに!?」 「お前ん家。送ってやるから、早く行くぞ」 「ありがとう……」 私は急いで和泉くんの隣にいく。 その時 和泉くんから、微かだけど香水の香りがした。 女性ものの、バラの香りのような……。 私は気にせず、歩き出した。 「………で? 佐野とはどうなんだ?」 「どうって………。 特に進展はないよ。普通かな」