恋のキューピッドくん




「いや、その…………私……」



震えて、まともに話せない。



「楽しいトコつれてってやるからさ〜」



突然、アクセサリー男に腕を掴まれた。



「やっ………」



振りほどこうとしても、びくともしない。



誰か、助けて―――……!


「おとなしくしてくれていれば、変なことしな…………」



「おい」



金髪の言葉を遮るようにして発された声。



まさか……………



「俺の彼女なんで、手ぇ出さないでもらえますか?」



和泉くんだ―――――……