そして、圭は俺が"恋のキューピッド様"だということも知ってる。
「んだよ、お前ゆめには興味ないだろ?」
「ああ。俺は年上にしか魅力を感じないよ?
………にしても、つぎはゆめちゃん狙いか?
ライバル多いぞ」
「違えよ、ばーか。
あいつの恋愛相談乗ってやってんの」
そう言った瞬間、圭の顔が強ばる。
「蒼………正体を明かしたのか?」
「ああ。あいつはきっと言いふらしたりしねえよ」
圭はため息をついた。
「ま、いいけど。
ゆめちゃんに好きな人がいるってことにびっくりだ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…