「じゃあまず、 仲良くなることからだな。 これから一日一回、佐野のクラスに行ってアイツと関わりを持て」 「一日一回?」 「あぁ、話題なんて何でもいいから話すんだ。 それと、周りの何人かに協力してもらうのもいいかもな」 意外と真剣に考えてくれている和泉くん。 経験豊富なんだろうな、と改めて思う。 何となく、嬉しい。