恋のキューピッドくん




―――「青木さんって、ここら辺の不良たちと仲良いらしいよ。

あんた、下手なことして目をつけられないようにしなさいよ」―――



青木さんについていく直前、若葉ちゃんに囁かれた言葉。



後から何されるか、わからないってこと………?



じゃあ私はどうやって今のこの状況から抜け出せばいいの?



すると、突然青木さんが私の胸ぐらを勢いよく掴んできた。



「要は、邪魔だっつってんのよ。あんたが」



青木さんのその言葉に、他の女の子達も頷く。