「ニューヨーク芸術高校から来ました、川島麗です。
・・・よろしくお願いします!」


自己紹介をすると、みんながまたざわつき始める。

・・・え、

私、またなんかやらかしちゃった?
・・・歯に何か付いてるとか?!


「じゃあ川島さん、窓際の一番後ろの席に座って。」


「はい・・・。」


先生に言われた席につくと、チャイムが鳴った。