瑞希「じゃあ、うちらは部活行くねー!また後でね、麗!」


麗「うん、後でね!」


私以外の三人は部活があるので準備が終わったら部活に行ってしまう。


私は瑞希と一緒に帰るために図書室で時間を潰していた。

・・・

『・・・ゥせんぱーい』

『・・・シュウ先輩!頑張ってー!』

『キャー!先輩!ナイスシュート!』


図書室の窓から黄色い声援が聞こえてくる。


窓の外にはグラウンドがあって、

練習中のサッカー部の周りを、
他の部のユニフォームを着た女の子たちが囲んでいる。


すごいなぁ・・・。


シュウ先輩・・・、

どんな人なんだろう・・・。