「消えてよ…
マナなんか消えちゃえばいいのに!」



『菜摘が願うなら消えてあげ…「いいかげんにしろよ!マナが消えたってなにもかわらない。俺は一生マナだけを想い続ける。」



今まで黙ってたカオルが口をひらいた。



あたしは菜摘が願うなら消えてもいいと思ったのに…



「なぁ…俺、菜摘には認めてほしいんだよ。
もうこんなんイヤなんだ」



「絶対認めない!!
裏切りもののワガママなんて聞かない!」