カオルはずっと菜摘のそばにいた。 カオルの彼女はあたしなのに… 嫉妬。 こんな気持ちはじめてでかなり戸惑った。 お互いが強く想いあってるのに堂々と付き合えないのっておかしくない? 「マナチャンももっと歌いなよ」 菜摘とカオルが歌ってるところをボーッとながめていたら竜哉クンに話しかけられた。 気まぎれるよ、と気を使ってくれる。 『ありがとう…』 竜哉クンには悪いけどカオルに構ってほしかったナ…