「…ちょっと黙ってろ。」 カオルの顔の真横の壁に軽く蹴りをいれた。 「…マナはなんでそんなに優しいの? 私だって小学校のころマナのことみんなと一緒になっていじめてたんだよ?」 菜摘は裏でイジメを手伝っていた。 『でも結局私が一番辛いときは側にいてくれたし。』 「でも私は!……ごめん、なんでもない」 言いかけたことは言って欲しい。 『なに?』 「なんでもない!! …きっとマナもカオルも絶対こんなこと望んでないから……」