「竜哉、そろそろ行かねぇ?」



竜哉クンはカオルの親友。



手を骨折してて危なっかしいからカオルが家まで送ることになっていた。



『あたしも行く!』



「あたりまえじゃん」



竜哉クンは放置ぎみでほとんど2人でしゃべってた。



「あ、明日から本格的に授業始まるから会えなくなっちゃうね…」



カオルのバイトが始まるのが4時。



で、あたしの学校が終わるのが4時。



「俺、耐えらんないかも。
毎日でもマナに会いたい」



毎日会える方法…



あっ!!



『朝は!?』