始業式が終わって保健室にいくと由利子が泣いていた。



そして気づいたらあたしの目からも涙が…。



「マナもやっぱりいなくなってほしくないよね!?」



千雪が優しく声をかけてくれる。



『それもあるんだけど…』



「なんかあるならアイチャンにいいな?」



相原先生…通称アイチャン。
保健の先生なんだけどすごい生徒のことを理解してくれてかなり慕われてる。



あたしは千雪に言われたとおり、アイチャンに朝のことを話した。



途中で涙腺が崩壊して何を言っているのかわからなくなった。