絵梨がいなくなった後また私は1人になった。 バスが来るまでまだ時間があった 暇潰しに本でも読もうと思って、少し先にあるベンチまで歩いた。 私の特等席は一番端っこ だけど、今日は先客が1人座っていた。 視力は良いほうじゃないから、ぼやっとした感じでしか見れないけど 男子だとは分かった。 その先客は私の姿に気づいて 目が合う 「優也?!」