クラス



「一菜!今年も同じクラスだよ!」



いつも以上のハイテンションで知らせてくる。幼馴染みの水川蘭。




「本当に?よかったー!じゃあ、安心かな?」




「なんで疑問形なのよ....」




少しムッとした顔をする蘭は目がぱっちりしていてかなりモテる。





「ごめんって!冗談だよ!早くクラスいこうよ!」




そう言って蘭と歩くわたしは大沢一菜。




新しいクラスになることもあっていつもよりはこれでもテンションが高い。





今年はどんなクラスになるのかな?




らんを追いかけて2-6と書かれた教室へと入る。