いじめられっ子を改革いたしましょう





「うん…。あ、だから化粧はできるよ…。」




「あ、なら。化粧品は美香が自分で選んだ方がいいかもね。私、そんな得意じゃないんだ。」




私は、化粧なんてしないし。

一度、つけまつげを自分でしてみたけど下手すぎて嫌になった。

それから、全然してないかな。


してるのは、化粧水でのお肌のケアのみ。



「…わかった!あ…悠梨ちゃんにも化粧し、してあげるから…」




「え、なんで」




「き、今日お世話になったし…。それに…悠梨ちゃんお化粧したらさらに可愛いと思う…」



そう言うと美香は「買ってくる!」と言って行ってしまった。



美香は少しずつ変わっていってる。


美香とは、実は小学校からの同級生。

愛梨とも、同級生。



小学校までは、皆仲良くしてたんだけど。



中学生になった途端、愛梨は、いじめる側、美香はいじめられる側になった。

私は、というと。


その時から、一匹狼だった。



自分でいうのはなんだけど、整っている容姿できっとしたわれていたんだと思う。

いじめっ子達は、私をどうしても仲間にいれたいのか毎日毎日、話しかけてきたり、遊びに誘ってきたりしてた。


めんどくさいから全部断ったけどね。



けど、なんで仲良かった同級生を突然いじめ始めるんだろう。


私には、分からない。


なんで、いじめられる側は何も言わないんだろう。



いや、なんで安全地帯の人達は何も言わずにただ呆然と見ているだけなんだろう。



それが、今の自殺という残酷な選択を選ぶ子の始まりなんだろうと思うと、美香が我慢して学校にきているのがすごいと思った。



強いんだ。