「あ、あんたたち…はさ!!!」
パンダ集団の一人由来が黒板の前に立った。
一気に由来に視線が行く。
「わかんないでしょ?!!うちらの気持ちなんか!!」
シン……………………
「うちだって…うちだって嫌だよ!!!?学校で、なんで、こんな怯えながら生活しなくちゃいけないの?!!なんで、ボスなんているの?!なんで…うち、このグループいるの…………?!!何回も思ったよ!??けど…………仕方ないじゃない!!!!?ここしか、ないんだから!!うちの教室での居場所がぁ……………」
そういうと、由来は泣き崩れた。
他のパンダ集団はしたを向いている。
「……………由来」
私は気づいたら由来の背中をさすっていた。
「由来、怯える必要なんてないと思うんだよね、私。」
「……………え…………?」
「仮にもね、たとえ、上下関係がある仲良しグループだとしても、友達…は友達だよ。
だから、由来は、怯える必要なんてない。」
「悠梨ちゃん…………………」
私、こんな優しいこといえたんだ。
びっくり…………。
「うちだってぇ…………いじめなんてしたくなかったよぉぉぉ…………あぁぁ…………」
由来は、私に抱きついてワンワン泣いている。
教室を見わたすと、クラスメイト誰もが目に涙を浮かべている。



