「ふ、ふぇぇぇん………………」
「泣け泣け。何年分の涙かを全部出せだせ~」
そういいながら、先生は私を優しく包み込んでくれた。
「悠梨ちゃん……………グスッ」
「美香ちゃん、良かったなー。俺は、友達じゃないみたいだけど。」
「ひかるくんも、友達…でしょ?」
ひかるも………………。
「……………友達だよ」
私の口からはそんな言葉がこぼれていた。
ひかるも美香も先生も皆目に光るものを浮かべて、最後は笑いながら「じゃ、友達よろしく!」と言いながら握手し合った。
希里……………。
あなたのことは、ずっと忘れない…………。
あなたは、ずっと私のパートナーだから。
希里の分まで生きるよ。
友達と………………。