血だらけの希里がいた。
「え……………希里?」
希里の周りには泣き崩れる家族たち。
「希里!!!!」
急いで希里の元に駆け寄った。
「希里!希里!」
何度彼女の名前を呼びかけても返事はこない。
「希……………希里ぃ……………………」
私は、その場で泣き崩れた。
「悠梨ちゃん………希里は…………………自殺したの……………」
希里のお母さんから聞かされた衝撃的な事実。
すぐに理解することはできなかった。
けど、ベッドで横たわっている希里を見ると………………。
「き…りぃ…………………」
「学校の屋上から飛び降りたの…………グスッ」
飛び降り自殺………………。
希里が……………?
私が、守ってあげられなかったから?
「希里がね、遺書を残していたの………。悠梨ちゃんに…」
「え…私に………」
希里のお母さんから渡された手紙。
【悠梨へ
ごめんね。
悠梨のパートナーで、一生いるつもりだったよ。
けどね…限界かも。
ごめんね。
私、居なくなりたい。
消えたい。
悠梨を悲しませることは嫌だけど…………。
私の分まで生きて】
と書いてあった。
その手紙が、希里の最後の手紙だった。
「きりぃぃぃ……………あーーーー」
一晩中泣きわめいた。



