いじめのきっかけは、本当に些細なことで。
ある子の好きな人が希里を好きだった事だった。
「悠梨、私いじめられてるわ~笑」
そんな風に笑いながら言うもんだから、大丈夫かなって思ってた。
けど、どんどんいじめはヒートアップしていって、ついには………部活にでも影響してきた。
今まで優しかった先輩もキツく冷たくなり、希里に対する扱いがひどくなった。
ボール運びも、希里1人にさせて、自分達は帰る。
なんてことが、ずっと続いた。
その度に、私は一緒に手伝っていた。
「大丈夫?」
なんて言っても希里は決まってこう言う。
「いじめなんて弱い奴がすることだから。私は大丈夫だよ!悠梨がいるから。」
だから、私は絶対に希里を守ると決めた。
ある日、私は風邪を引いて学校を休んだ。
部活大丈夫かな?
希里大丈夫かな?
ずっと考えてた。
希里は、私がいないと1人だから。



