「で?返事は」
多分 、今私はすごく不機嫌。
なぜだか、分かんないけど。
だから、きっと顔がいつもより怖いんだろうな。
「は、はぃ。か、可愛くなりたいです………」
美香に言わせたような形になっちゃったよ。
「はっ?!マジで言ってんの?」
パンダ集団や、男子は笑っている。
安全地帯の奴らはどうすればいいの?みたいな顔をしている。
これだからさ、イジメはだるいよね。
「………放課後、買い物いくから」
私は、美香にそう言って席についた。
教室は一瞬静まり返ったけど、タイミングよく担任が入ってきた。
──────────────放課後
「メイク用品とかあんの?」
「な、ない…です」
美香のイメチェンのために買い物にきている。
通り過ぎる人達は皆、わたし達を「え、なんかキャラ違いすぎる二人」みたいな顔で見てくる。
美香はというと、あの後、愛梨たちに散々いわれてたけどいつもよりは、私の顔色を伺ってた。
機嫌悪いからな。
「それじゃ、まず、その髪。」
「か、髪の毛…ですか。」
「ん。美容院いくよ」
美香のボサボサの髪の毛をなんとかしたい。
長い邪魔くさい前髪に、伸び放題の胸まである長い髪。
まずは、そこから。
─────カランカラン…
「いらっしゃいませ♪」
店員さんは、私と美香とのキャラの違いすぎるのに少し驚いていたがすぐ戻って「どうされますか?」と聞いてきた。
「このこの髪の毛。可愛くしてやって下さい」
私がそう言うと、店員さんも目をキラキラさせて「お任せくださいっ♪」と美香を連れていってしまった。
頼もしい。
「お客様は?どうされますか?」
違う店員さんから話しかけられた。
……………ひまだし少しアレンジしようかな。
私の髪は少し茶色に染めていて肩までの髪。
「じゃ、お願いします。」



