いじめられっ子を改革いたしましょう





私達は愛梨を追って、駅まで来ている。




愛梨は、駅の中のマックに入っていった。


「ここで、時間を潰すってことなのかな…」




「そうみたいだね」




「どうする?俺らも入る?」





「入ろーよ」





「だな」




私達も、続けて愛梨にバレないように離れて座った。




ちょうど、愛梨からは私達が死界になっていてラッキーだ。



愛梨は、スクールバッグからなにやら参考書を取り出して眼鏡をかけて勉強しているみたいだ。




「あ、愛梨が勉強してる」




いつも、授業中も寝てばっかだし…。


あれ、でもテストの点は愛梨は良かったような気がする。




前、姫実が「愛梨、授業まともに受けないのに頭いいよねぇ!!なんで?!」


って、質問攻めしてたっけ。



ま、愛梨は「たまたまだよ」なんて言ってたけど。

たまたまなんてあるわけ無いのにね。

まあ、勉強してるなら点はとれる。


1つ、不思議が減った気がしてスッキリした。




「なんか…愛梨ちゃん全然違う人みたい」




美香がそういうのもわかる。



見た目はともかく、学校と全然違うんだから。



机と面と向かって勉強している姿を見たのは小学生以来だ。