いじめられっ子を改革いたしましょう




私がそう尋ねると、歩香里は言いにくそうにいった。


「姫実ちゃん………中学校の時いじめられてたの…………。」






あの、姫実が?



あんな、愛梨の次に派手な?




リーダーが、愛梨なら副リーダーは姫実みたいな感じだった。


見た目も、派手で昔いじめられてた人みたいには見えない。



「やっぱり…ビックリするよね………」



よっぽど私が、驚いた表情をしてたのか歩香里が気まずそうに聞いていた。



「ま、まあ……………。続けて」




「中学校のとき…………」








歩香里が話してくれたのはこうだ。




中学校の時、姫実は今とは全くの真逆の容姿、性格だった。


最初の頃は地味でもなんとかやっていっていた。


けど、2年生の秋頃からイジメられだした。



理由は、ただ見た目がキモいから。



毎日、毎日、机に落書きをされ、持ち物をなくされ…………散々な毎日だった。


そして、とうとう3年の夏。


不登校になってしまった。



高校受験も間近なときに不登校…。



それは、姫実にとっても苦痛で仕方がなかった。


けど、イジメられる学校の方が、苦痛な姫実は転校して転校した学校で高校を受験したいといいだした。



そして、3年の秋頃。

今の私たちの高校に近い中学校に転校した。



転校してきた中学校では、容姿も性格も改めてからだったから、イジメられずにすんだし、何より友達もたくさんできた。


昔の自分を知っている人がいないから。



そして、今の高校に入学。




容姿も、愛梨と絡みだすにつれ派手になってきて人をいじめるようにまでなってきた。



姫実を心配になって同じ高校に入学した歩香里は姫実を見た瞬間驚いた。



それと、同時に罪悪感もうまれた。




あのとき、イジメられていた姫実を助けておけば…と。



現に、今の高校は姫実の過去をしるのは歩香里しかいない。


だから、余計に。












「……………てわけなの……………。」