「一緒にいこー!!」
背中を叩かれた。
後ろから叩いてきたのは…
「痛いんやけど?架鈴」
架鈴をギロッと睨んだ。
「もー!嘘が上手!!」
あっははーと大きな口を開けて笑う。
色々話をしながら小体育館に着いた。
次々とマイクで話していく先生達。
……
………
……………
話が…長いぃぃぃぃぃいい!!!!!
「…これで集会を終わります」
体育の先生が一礼をしてやっと終わった。
1組から教室へ戻っていく。
「4組は教室に戻って行ってください。」
先生の声でぞろぞろならんで帰る。
「紫音!!」
いきなり声をかけられたのでビクッとする…
「……架鈴…」
架鈴はニコニコ笑顔で私の腕をつかんだ。
「もぉー!!テンション低い!!」
………架鈴さん、あなたが高い、だけですよ……。
ひとつの五七五の俳句ができてしまう。

