目覚めるとそこには






玲がいた。





「玲…………」





もうすでに涙が溢れた。





「はしっちゃいけないのに走んじゃねーよ。」





「でも、どうしても
 




 伝えたいことがあるの。





 あのね私、玲がすき。




 玲が女のことばかりいて




 辛かった。




 消えろって言われて




 辛かった。


 

 でも私も玲を不安にさせた。




 ごめんね。



 あと別れるときに言えなかったから



 今までありがとう」






多分人生で一番のいい笑顔だったと思う。





望が、玲が私の事好きなんてゆってたっけ。




あんなの嘘。







だって玲が怒ってる。





「…んだよ。」