ガラガラガラ




あー、やっぱりまだ起きないのか…





このまま起きなかったら………………



  


あーだめだめ。こんなこと考えちゃダメ。





私は優しく真依の手を握った。





すると、




「の、ぞむ…?」




「あ、真依。
 起きたのね。
 先生呼んでくるから待ってて。」





「うん。」




そして先生が来て現状を話した




肺に水が入って死にかけだったこと。




少しでも遅かったら助かってないこと。




肺を1個取り除いたこと。




肺を取り除いたため、運動が自由にできないこと。





それを全部聞いた、真依は…





「助けてくれてありがとうございました!
 死ぬなんて私どうかしてました!
 これからは親友望のためにいきます!」




「真依……………」






真依は私にとびきりの笑顔を見せた。





先生も帰り、二人で話してた。





何があったのかも聞いた。