そーだ、私真依よりちっちゃかったんだ。






これ以上足がつかない。




けど泳げない。




服を着てるから重くなってなおさらだ。





「真依!!!!!!」





と呼ぶと真依はふりかえり





笑顔を見せたあと






口パクでさようならと言った。





そして、姿が見えなくなった。






「き、救急車っ…………」




真依が死ぬ。






考えられない。




真依が死んだら





わたしどうすればいい?




生きていけるかな?





そんな恐怖と寒さで震える手で




救急車をよんだ。