っだめ…………





「まいっ!
 なに考えてるのあんたは!」





なんて声かけても振り返ってくれるわけもなく、






私も海に入っていった。






「つめたっ…」





きっと真依は何かあったのだろう。






あの真依が命を粗末にするわけない。






だって小学校の頃に交通事故でお父さんをなくしているから。





とにかくとめなきゃっ。