だから、こんな時。


あたしは、どうすればいいのか?わからない。


「、、、星夜?」


あたしは手を伸ばす。


__パシッ__


渇いた音が、静かな部屋に響く。


あたし、、、星夜に拒絶された?


なんで?どうして?


頭の中が、上手く動いてくれない。


星夜は自分のしたことにハッと、息を飲む。


あたしは、行き場を失った自分の手をどうすればいいのか、わからなかった。


「、、、意味、わかんない」


あたしはキッと、星夜のことを睨む。


星夜はあたしのことを見て、眉を潜めた。


「何、怒ってんのよ」

「、、、別に」


別に、って、、、


今日の星夜は、いつもの星夜じゃないじゃん。