Dark Moon&Star's 完結

「あ、ごめんなさい。ちょっと、用事ができちゃって」


その嘘を瑞輝さんが信じてくれたかは、わからない。


けど、、、


「そう。なら、また今度だね」

「はい。また」


瑞輝さんの言葉に返事をし、あたしはあの場所に向って歩き出す。


さっき彼に会って、瑞輝さんと一緒に居られなかった。


それは、瑞輝さんに対して、、、


申し訳ないと言う気持ちが、あたしの中で大きくなったから、、、


響輝くんと一緒に来た道を戻る時、溢れそうになる涙を、、、


あたしは必死に、耐えていた。


そしてその涙は、あの場所に着くなり、、、


とめどなく、溢れ出した。


あの、街を一望できる高台に着くなり、、、