Dark Moon&Star's 完結

あたしは外に出るなり、彼らの手を離す。


「こっちは、もう仕事終わってるんだけど」


あたしは嫌味たらしく、彼らに言う。


そんなことを言ったところで、彼らの口からお礼の言葉が出るなんて思っては居ない。


ただ文句の1つでも言わなきゃ、やってられない。


「別に俺らは、、、」

「何も、悪いことしてないって?でも、殴ったんでしょ?」


あたしは翔平の言葉を遮り、聞き返す。


それに、彼らは口を閉ざす。


それは、彼らが警官を殴ったことを認めているということ。


「で、殴ってどうなった?良い方に進んだ?」

「じゃあ、「クズ」とか言われて黙ってろって?俺はそんな負け犬になるのは、ごめんだ」


彼らと同い年の頃のあたしなら、彼らと同じことをしていただろうか?


でもあたしは、警察に目を付けられるだけ悪いこともしてなければ、、、


暴走族に入って居たわけでもない。