『莉緒が言ってたんだけどね?あの、黒髪の女の子はこの学校の子だって…』 そう、咲希が言っていた。 何故、中谷は分かったのだろうか。 ちょっと怪しいとは思うが、まあ、中谷はネットには詳しいし… そう、思ったときだった。 あ、そうだ。 彼奴らに協力してもらおう。 「おい、陽と一弥」 「よっす!俊、どうした」 「あの、さ 頼みたいことあるんだけど」 「頼みたいこと?」 俺は、仲が良い 相澤 陽と平田 一弥 に頼むことにした。