「?

どうした?」


「莉緒が言ってたんだけどね?あの、黒髪の女の子はこの学校の子だって…」


「え、や、でも…制服ちがくないか?」


「そう、なんだよね…」



なんで莉緒は、この学校の子だと分かったのか。


…やっぱり、莉緒はインターネットに詳しいからだとしか思えない。



「あ、そうだ。いいこと思い付いた」



そう言って俊は、ニヤッと笑った。


何を考えたのか、幼馴染みの私にも分からなくて。



「今日、実行しよう」


「え?あ…、分かんないけど、うん」



取り敢えず、俊が実行しようと思っていることをあたたかく見守ろうと思った。





*作者より*

表紙から今までのページを少し編集したので表紙から読んでいただけるとストーリーが分かると思います!
迷惑かけてすみません!

14/12/23.