「…………、それで…っ」
その後を言おうとした瞬間、涙がぽろぽろと溢れてきた。
最後まで言いたかったのに、言わせてよ、涙のばか。
「…あー、もういいよ。
頑張ったな…」
ぽんぽん、と俊が私を優しく撫でてくれた。
「う…っ……、くっ…、うああぁぁんっ」
その優しさに、私は甘えてしまうんだ。
――――――――――…
―――――――…
「うー…、ごめん、私のせいで五時限目も六時限目もサボっちゃって…」
「いや、俺が近くに居てやりたかったからだし、気にすんな」
とか言いながらずっと私の頭をぽんぽんして落ち着かせてくれて。
ほんと、俊は優しすぎる。
