ひどく怯えていて、必死に私を遠ざけようと周りにあるものを手当たり次第投げつける。
「……っ!」
最初のクッション以外、すべてよけないでいたからか、なにかが当たって腕から血が垂れる。
けれど、痛みは一瞬。
痛んでいるよりも、蒼をどうにかしないと。
とうとう私は蒼の前に立つ。
「う……あっ……」
あまりの恐怖に物を投げることもできない蒼に、ゆっくりと近づく。
かたかたと小さく震える肩を抱きしめる。
「……っ!」
最初のクッション以外、すべてよけないでいたからか、なにかが当たって腕から血が垂れる。
けれど、痛みは一瞬。
痛んでいるよりも、蒼をどうにかしないと。
とうとう私は蒼の前に立つ。
「う……あっ……」
あまりの恐怖に物を投げることもできない蒼に、ゆっくりと近づく。
かたかたと小さく震える肩を抱きしめる。

