「……傷つけないでくれ」
小さく、言った。
「うん、わかった」
二つ返事しても、納得のいかないレオを置いてドアを開く。
それに合わせて飛来する、クッション。
それをよけるのは簡単で、けれど敢えて手で取った。
「来るなっ!!」
さっきのレオの声で目覚めたらしく、小刻みに揺れている青い髪。
無視して一歩進む。
「来るなっ!!」
一切応じることなく蒼に向かって進む。
小さく、言った。
「うん、わかった」
二つ返事しても、納得のいかないレオを置いてドアを開く。
それに合わせて飛来する、クッション。
それをよけるのは簡単で、けれど敢えて手で取った。
「来るなっ!!」
さっきのレオの声で目覚めたらしく、小刻みに揺れている青い髪。
無視して一歩進む。
「来るなっ!!」
一切応じることなく蒼に向かって進む。

