「ごめんね、棗ちゃん」
戻って来たレオが、蒼の代わりなのか謝罪を口にする。
でも、何に対してなのかわからない。
「蒼は?」
謝罪に対しては反応せずに、話題を変える。
「寝てる。だから大丈夫だよ」
なに、これ。イライラする。
なんでなのか、理由はわかってる。
「え、どこ行くの?!」
「蒼のとこ」
「危ないから!」
私はレオの忠告を無視して奥に進む。
驚いたことに、道は一本道で迷わず辿り着く。
こんなに広いんだ。
感心すらする。