口々に聞こえるのは総長に対する想い。
家族みたいで、温かい。
私も、この温かさを知っている。
だから、笑って。
「うん、こちらこそお願いします」
お辞儀を一度して、また笑って見せると、視界に入るのは、真っ赤に染まる男たち。
どうしたんだ、一気に熱?
それとも、ここの気温が高いせいか?
「まぁまぁ、みんな?わかってるよね?」
なぜか黒いものを出して、諭すように言うレオは、笑っているくせに、目がひどく冷たい。
怒らせると怖いタイプの人だ。