「レオ、ごめん。終わらせるから、ちゃんと。レオの分も、ちゃんと」
「うん。俺はもう、紙苑(しおん)を助けられたから」
レオに横抱きにされる、長い髪の女の子は、彼の妹。
やっと、解放されたんだ。
「綾、みんな、私は戻りたいよ。でもほら、ちゃんと終わらせてからにしないと。じゃないと、私はみんなといられないから」
するりと綾の手から抜け、みんなに向かって笑う。
たくさんの私を止める声が上がるけど、笑って首を振ると、みんな涙ぐんで言葉を発することができなくなってしまった。
「うん。俺はもう、紙苑(しおん)を助けられたから」
レオに横抱きにされる、長い髪の女の子は、彼の妹。
やっと、解放されたんだ。
「綾、みんな、私は戻りたいよ。でもほら、ちゃんと終わらせてからにしないと。じゃないと、私はみんなといられないから」
するりと綾の手から抜け、みんなに向かって笑う。
たくさんの私を止める声が上がるけど、笑って首を振ると、みんな涙ぐんで言葉を発することができなくなってしまった。

