「ねぇ棗、言ったよね、あの日」
「俺たちは離れない」
確かに言った。
私たち五人は約束した。
“何があっても、離れない”って。
小指を絡め、小さな馬鹿な約束。
「私っ……」
帰りたい、またみんなのところに。
それでも、罪を積み重ねてしまった私に笑っていられることは許されざること。
「お嬢、お呼びだよ」
ほら、もう行かなくちゃ。
「レオ!?なに、その格好っ」
蒼の驚いた声。
他のみんなも驚愕に顔がこわばる。