汚いな、こんなやり方でしか離れられないなんて。
「……んでそうなるんだよっ!」
大声で叫ぶ綾に、何も反応できない。
決めたんだ、抜けるって。それが最善なんだ。
なら、それを選択するしかないから。
「俺たちを頼ろうとしろよっ…………」
悲痛に訴えるそれも、遠く聞こえる。
「棗!」
黙るばかりの私にしびれをきらし、心葉が机を叩いた。
「……んでそうなるんだよっ!」
大声で叫ぶ綾に、何も反応できない。
決めたんだ、抜けるって。それが最善なんだ。
なら、それを選択するしかないから。
「俺たちを頼ろうとしろよっ…………」
悲痛に訴えるそれも、遠く聞こえる。
「棗!」
黙るばかりの私にしびれをきらし、心葉が机を叩いた。

