助けるって、もう苦しませないからって、そう誓ったのに。
そう言って私は出たくせに、なんで……意識が戻らないくらいの痛い思いを……!
「棗?棗、どこに、」
綾の焦る声に振り返る。
困惑。
全員の顔にそれが張り付いている。
「もう、終わらせなきゃ。私が、行かなきゃ」
「何言ってんだよっ!」
「仕方ないじゃんっ!!」
綾の声に、重ねて怒鳴る。